“ ヨ ド ケ ン ”だより (NO.3・通算4号)   08年9月1日
1.最近の活動も中から
●8月10日(土)14時~16時に、茨木市福祉文化会館で  茨木市教育委員会の後援を得て開催しました。
 講演の要旨は次の通りです。 
    ・淀屋の歴史は前期・岡本家(常安から5代)と後期・牧田家(牧田
     仁右衛門から8代)と大坂淀屋家(淀屋清兵衛5代)* から
     成り立っています。( *大坂淀屋家は岡本家と牧田家が 婚姻
     で繋ぎましたが、岡本家の氏名  は特定されていません)
   ・岡本家初代・2代の偉大な功績はご存じのとおりです。
   ・淀城主の永井尚政の妻は、4代重当の妻の祖母です。
      尚政の弟直清は大坂城代後高槻城主となりました。
●最近の調査活動から
・淀屋の遠祖はどこから?
   ①枚方の三ツ矢付近の岡本荘園
   ②宇治の岡谷荘園
   ③淀 
   ④岡本の姓が多く、闕所後も  広当の住んだ八幡 
        現在は①が有力ですが。
2.これからの予定 ・ご連絡
●ヨドケン主催の「淀屋講演会」
○11月2日 東大阪での開催が決定しました。
    (大阪市内・高槻市・堺市での開催を調整しています。)
●後期淀屋(鳥取県倉吉市)の建物大改修が終わります。
8月末、長谷川倉吉市長から、「持ち主から、倉吉市が購入
 した牧田淀屋家の、1年をかけた改修工事が近く終わるので
 大阪の淀屋フアンの皆様にもぜひ観においでいただきたい」
 とのお話がありました。(建物・訪問の詳細は次号に)
●大阪府と共催の「淀屋講演会」 第2弾
○昨年1月、東京から童門冬二氏をお招きし、週1回、童門氏 伊藤代表そして元新山顧問の「大阪府文化再発見講座」 淀屋シリ-ズを開催したところ3倍以上の応募がありました。
 今秋10月にその第2弾を開催します。会員の方で受講ご希望 の方は9月15日までに事務局までFAXかメ-ルでお申し込み ください。
          (先着20名) (詳細は同封のパンフに記載)

第1回 平成20年10月9日(木) 14時~15時30分
 講師 脇元 祐一氏(日本経済新聞社編集委員)
 演題 「天下の台所・大坂の近代性」 ~その成立と発展~

第2回 平成20年10月16日(木) 14時~15時30分
 講師 蒲田 建三氏(淀屋研究会 幹事)
 演題 資料に見る「淀屋と大坂」~淀屋と大坂三大市場他~

第3回 平成20年10月23日(木) 14時~15時30分
 講師 伊藤 博章氏(淀屋研究会 代表)
 演題 後期淀屋」 ~大坂での復活~

●「ヨドケン学習会」
淀屋ゆかりの地 訪問・探索
 ○平成20年10月25日(土) 10時~16時分
 ○今月の訪問先 「奈良県桜井市」
   淀屋「辰五郎大明神」併三輪明神:大神神社
  ○集合 10時 JR環状線鶴橋駅ホ-ムから近鉄の改札付近
  近鉄鶴橋→桜井(35分) →バス三輪明神(詳細は参加者に)
 ○申込み 9月末日までにFAX・メ-ルで事務局へ

3. 淀屋の基礎知識 ●3代箇斎とは
・重当の前に3代箇斎の話をしましょう。箇斎は慶長10年 (1605年)に2代言当の弟道雲の長男として生まれました。
 言当に男の子がなかったことから、箇斎は、言当の娘妙恵と従兄妹同士の結婚をし、養子になりました。
 寛永20年(1643年)、言当が亡くなった時には<数えで 39歳になっていました。箇斎の詳細は不明ですが、 言当の没後5年の慶安元年(1648年)に亡くなりました。
 時に、子重当は15歳(現在でいうと中学2年生)でした。
重当の生涯は、若くは聡明で事業も本人も順風万歩、 男盛りの30代以降は不幸の連続、寂しさの中に、遊興 と信仰そして守成に人生を費やしたようです。続く。
4. トピックス(幹事会から)
○9月27日 13-17時 学習会と幹事会の日です。
 テ-マ 旧淀屋邸の検討・牧田家の系図・
      基本資料の学習
○10月・11月は「せんばGENKIの会」のイベントが続きます。
 お楽しみに。

5.ご連絡
●受贈書(7.1-8.31)
  「神応寺文化財調査報告書」    小山副代表より

◎会費納入先:郵便局「淀屋研究会」口座:14160-74565041
三井住友銀行梅田支店:「淀屋研究会代表伊藤博章」 8418394

●文責 大阪駅前第3ビル22階 「淀屋研究会」 伊藤 博章
  TEL:06-6341-0170 FAX:06-6341-3972

  
●「淀屋研究会」に入会ご希望の方は、下記までご連絡下さい 
 場所:大阪駅前第3ビル 22階 鳥取県関西本部内 倉吉市大阪事務所(淀屋研究会事務局)
 TEL:06-6341-0170 FAX:06-6341-3972